レッドビーシュリンプは♀の脱皮直後に♂と交尾を行い
お腹に卵を抱えます(数は20〜30個と言われています)。
抱卵してから25日〜30日ぐらいで孵化させます。
レッドビーシュリンプの♀の頭部あたりが、
黒いものが透けて見えてくる事があります。
レッドビーシュリンプには頭部に卵巣があり、
そうなると抱卵する日が近づいている合図でもあります。
そこから数日すると脱皮をします。
(この間、1週間以上かかることもあるので「もう少しかなぁ〜」ってぐらいで思っておきましょう)
すると♂達が慌ただしく泳ぎ始めます。
これが抱卵の舞です。
次から次へと♂がその♀をめがけて追いかけ回し交尾を行います。
(交尾は一瞬で1秒〜2秒の世界です)
見ていて♀がかわいそうなぐらい追いかけ回されます。
抱卵の舞から抱卵するまでの期間は、
1日も経たないうちに抱卵個体を見つける事がほとんどです。
(夜に抱卵の舞をみると、翌朝には抱卵個体がいたりするので、それほど掛からないと思います)
結論から言うと、ありません。
卵巣にある状態で受精し、
受精した卵をお腹に抱えるからです。
何もしないのが一番です。
むやみやたらと手を入れて刺激を与えすぎると
弱い抱卵個体が☆になってしまうからです。
ここはこらえて静観するのが一番です。
お腹に抱えている卵の色で知る事ができます。
最初は、黒というかかなり濃い茶色になります。
孵化直前になると、透明に近い赤色になり、
よく見ると稚エビのようなものを確認できます。
こうなると孵化は目前です。
孵化前になぜか卵が減っていく脱卵、または孵化前に卵を付けたまま脱皮する脱皮脱卵があります。
ただし、レッドビーシュリンプの脱皮脱卵はあまり多くないので気にする必要はないかと思います。
脱卵もそこまで多くありません。
原因はいろいろな事が考えらえます。
例えば、水質や個体の年齢などとあり、
これという原因をあげるのが難しいです。
あまり神経質になりすぎないのが一番いいかと思います。